秋篠宮佳子さまが30日来県 障スポ競技観戦や県内視察

第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」閉会式に出席した佳子さま=11日午前10時10分、カンセキスタジアムとちぎ

 栃木県は12日、29日に開幕する第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(障スポ)と地方事情視察のため、秋篠宮家の次女佳子さまが30日に来県されると発表した。

 同日午後に宇都宮市清原体育館で聴覚障害者のバレーボールを観戦した後、小山市の県紬(つむぎ)織物技術支援センターで本県の伝統工芸品「結城紬」の生産工程の展示や実演を視察する。同市の県南体育館で行われる車いすバスケットボールの観覧も予定している。 

 県によると、新型コロナウイルス対策で駅に人が密集するのを避けるため、車で本県入りする。29日の障スポ開会式には、秋篠宮ご夫妻の出席が既に発表されている。

 佳子さまは11日に閉幕した第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」では総合閉会式に出席し、天皇杯と皇后杯の授与のほか、県内視察も行った。

© 株式会社下野新聞社