12日午後1時、マツダスタジアムで新井新監督の就任会見が行われました。
新井貴浩新監督「来シーズンからカープの指揮をとることになりました新井です」
Q就任発表から会見を迎えた率直な感想は?
「マツダスタジアムにきょう入ったんですけど、入った瞬間から少しドキドキワクワクという気持ちになってきました」
Qいつごろ打診があり決断までは?
「順位が決まったあたりからそういうお話をいただいて正直驚いたんですけど、私は1回カープを出ていますのでそれでも『球団に戻ってこい』と言われて、そこから3連覇もさせていただいて球団には大きな恩があるので、私には選択肢は無かったです」
Q引退して4年間のカープはどう見えた?
「もちろん一緒にプレーした選手もまだプレーしていますし、また新しく入ってきた選手もいますけど、外から見ていて楽しみなチームだなと感じていましたし、若手にしてもまだまだできる若手がたくさんいるなと感じていました」
Qカープをどういうチームにしたい?
「もちろん強いチームは当然なんですけど、ファンの方々が見ていてワクワクするチームにしたいと思っています」
Qコーチ経験なしで監督 プレッシャーや重圧は?
「もちろんあります。もちろんありますけどそのあたりの覚悟はできています」
Q理想の監督像は?
「まさにその質問来ると思っていたんですけど、自分で考えてもどの監督を目指してというのがピンとこないんですよね。ですから自分らしくといいますか、肩肘はらずに自分らしくやっていく中で気付いたらそういう監督になっていた。それは皆さんが評価してくださることだと思っています」
Q4年連続Bクラス 成果のビジョンは?
「なかなか難しい質問ですね。もちろん今を戦いながら来年を精一杯戦いながらは基本になるんですけど、中期的なこと長期的なことも考えながら指揮をしていかないといけないと思います。ただ基本的には目の前の一試合一試合をその積み重ねだと思う。選手たちには目の前の試合とにかく全力で頑張ってプレーと言いたいですし、そこをマネジメントしていくのが私でありコーチだと思う」
Q山本浩二さんに話は?
「もちろん浩二さんには一番に報告の電話をしました。『大変じゃけど頑張れよ 何かあったら相談に乗るから』と言っていただきました」
Q現役を共にした選手たちが多い どう関わりあう?
「一緒に現役をプレーした選手もたくさんいますし、彼らは自分が現役の時にどのような考えでどのようにプレーしてきたかを一番間近で見ている。たぶん『これは厳しいぞ』と思っているのではないですかね」
Q今期待している注目の若手選手は?
「若手選手全員に期待しています。名前とかではなしに全員に期待していますし、1軍2軍関係なしに全員フラットな目で見ていこうと思います。野手も投手も全員期待していますし、一度フラットな目で見たいなと思っています」
Qコーチ陣に求めることは?
「私もそうですけど、勝つためにはどうしたらいいのかということをまずは優先順位の1番として考えてほしい。いろいろな起用とか采配とかあると思うんですけど、第1番は勝つためにどうしていくのかということを考えてもらいたいですし、自分もそういうふうに考えています」
Q来週のドラフト会議は出席する?
「出席します」
Q競合したらクジは引く?
「もちろんです。競合しないことを祈っています」
Q競合した場合に「運」にも注目が集まります
「競合しないことを祈っています」
Q再びのユニホーム タイミングは想定通り?
「タイミングというかそもそも想定していなかったので、全部のことに驚いていますね」
Q選手に持ってほしい目標とビジョンは?
「とにかく私自身も勝ちたいですし、勝つためにカープのために今の自分で何が精一杯できるのかを常に考えてもらいたいですし、自分も勝つために何がベストなのか、カープのために何がベストなのか、そこは1年単位ではなしに何年ユニホームを着ているかわかりませんが、中長期的なビジョンを自分の頭に入れてやっていきたいと思います」
Qカープファンへメッセージを
「カープファンの皆さまへ マツダスタジアムを真っ赤に染めてほしいです。そして選手に力をください。私たちは皆さんを喜ばし、皆さんの気持ちを真っ赤に燃えさせるようにがんばっていきたいと思います」