14日は「鉄道の日」 木造168号を記念運行 長崎電気軌道

 長崎市で路面電車を運行している長崎電気軌道は「鉄道の日」の14日、1911(明治44)年製造の木造車両168号を記念運行する。雨天中止。
 鉄道の日は1872(明治5)年に日本で初めて鉄道が開通した日にちなむ。168号は九州電気軌道(現西日本鉄道)の列車としてスタートし、1959年に長崎電気軌道が購入。68年のワンマン運行開始まで活躍した。現在は「路面電車の日」(6月10日)などに走らせている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、鉄道の日の記念運行は3年ぶり。
 長崎駅前発蛍茶屋行きと出島発浦上車庫行きの2ルートで、午前と午後各1便の計4便を営業運行する。通常運賃(大人140円、子ども70円)だが、交通系ICカードや、カード使用に伴う割引サービスは利用できない。時刻表などの詳細は同社ホームページに記載している。問い合わせは同社(電095.845.4111)。


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