遅咲きのヒマワリ6万本満開 島原・火張山花公園 「秋桜まつり」開催中

遅咲きのヒマワリが咲く園内。背後は平成新山=しまばら火張山花公園

 長崎県島原市上折橋町のしまばら火張山(ひばるやま)花公園(旧しまばら芝桜公園)で、遅咲きのヒマワリ6万本が満開となっている。
 公園を維持管理するNPO法人「芝桜公園をつくる会」によると、園内約10ヘクタールのうちの約2ヘクタールにヒマワリを植栽。例年に比べ小ぶりだが、むらなく咲き、高さは1.5メートルほどに成長した。見頃は11月初旬ごろまで。
 訪れた人は秋風に揺れる黄色い花の“じゅうたん”を写真に収めたり、風景を楽しみながら散策したりしている。同会の松本良一理事長(67)は「今年もヒマワリがきれいに咲き、もうすぐコスモスとの共演も楽しめる。ぜひ見に来てほしい」と話す。
 同園では「秋桜まつり」を開催中。25日ごろには赤やピンク、白色のコスモス1000万本が見頃となる。入場には環境保全・維持管理協力金300円が必要。高校生以下は無料。


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