第151回九州地区高校野球大会（22～28日・沖縄）の組み合わせ抽選会が14日、那覇市内で行われ、出場16校の対戦相手が決まった。全校1回戦からで、長崎県勢は県大会優勝の長崎日大が第1日第1試合（22日10時・タピックスタジアム名護）で文徳（熊本2位）と、準優勝の海星が第2日第2試合（23日13時・コザしんきんスタジアム）で東海大熊本星翔（熊本1位）と顔を合わせる。今大会の成績は来春の選抜大会（甲子園）出場校の選考資料となる。
春季を含め、長崎日大は3季連続26度目、準優勝の海星は2季ぶり44度目の九州大会。秋は昨年も海星が第1代表、長崎日大が第2代表で両校が出場し、海星が8強、長崎日大が4強入りした。九州の選抜出場枠は4。例年、今大会で4強入りすれば出場有力となる。海星は2016年以来、長崎日大は2年連続の春切符獲得を目指す。
県勢はここ10年間で選抜大会に7度選出（創成館4回、海星、大崎、長崎日大が各1回、2020年は中止）。今回選ばれれば、連続選出記録を4年に更新する。
優勝争いは激戦の福岡県大会を制した西日本短大付（福岡）や5季連続九州大会出場の明豊（大分）などが軸になりそうだが、非常に混戦模様。長崎日大と海星もそれぞれ上位に絡む力はある。長崎県大会では両校ともに各試合2失点以内。今回も守備で崩れずリズムをつくっていきたい。
試合は有観客で実施される。
