日本代表、W杯で「15番」を着用した名選手たち

11月に開幕を迎えるカタールワールドカップ。各国の代表チームがそれに向けて準備を進めている状況だ。

今回はこれまでのワールドカップで日本代表の「15番」を着用してきた選手たちを特集しよう。

1998年:森島寛晃

日本代表にとって初めてのワールドカップで15番を着用したのは、8番の印象が強い森島寛晃だった。クロアチア戦の79分から途中出場している。ちなみにこの時の8番は中田英寿が着用していた。

2002年:福西崇史

フィリップ・トルシエ監督の下で日韓ワールドカップに臨んだ日本代表、15番は福西崇史に渡されていた。ロシア戦の終盤に守備固めとして出場した一方、メンバーを変えたベスト16のトルコ戦では起用されていない。

2006年:福西崇史

2002年ワールドカップに続いて、2大会連続で15番を着用していた。中田英寿とボランチのコンビを組んで初戦のオーストラリア戦に臨んだが敗北。クロアチア戦ではハーフタイムに交代となり、ギリシャ戦では出場機会がなかった。

2010年:今野泰幸

岡田武史監督が2回目の指揮をとった2010年ワールドカップでは今野泰幸が15番だった。グループステージ最終節のデンマーク戦で88分に大久保嘉人と代わって出場しており、ピッチに立ったのは数分だった。

2014年:今野泰幸

ザッケローニ監督体制でも引き続き15番は今野泰幸。アジアカップではボランチに上がってくれという指示に「ムリ!」と答えたことで大きな話題になった。ワールドカップ2014ではギリシャ戦とコロンビア戦でセンターバックを務めている。

2018年:大迫勇也

4大会にわたって守備的な選手が着けていた背番号15を受け継いだのは大迫勇也。ザッケローニ監督の下でポジションを掴んだ「半端ない」FWは、西野朗体制でも見事なポストプレーを見せていた。

直近の試合:鎌田大地

9月の親善時代で15番を任されたのは鎌田大地だった。ちなみに彼が15を着用したのは初めてで、このユニフォームを着てインパクトあるプレーを見せつけた。

【写真】 日本代表、W杯の”歴代11番”はこの6名!意外な「天才の系譜」

なお、その他に15番を着用した主な選手は山口素弘、内田篤人、長友佑都、金崎夢生などだが、ほとんどは短期間のみで終わっている。

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