「地方の強さが自民」統一選見据え茂木氏訴え 県連がフォーラム

自民党関係者約千人が集まったフォーラムであいさつする茂木氏=15日午前、宇都宮市内

 自民党県連の政経フォーラムが15日、宇都宮市内のホテルで開かれ、県連会長の茂木敏充(もてぎとしみつ)党幹事長は来春の統一地方選を見据え「自民党の強さは地方組織の強さ。勝利して日本をさらに前に進める」と訴えた。 

 茂木氏は党員や支持者ら約千人を前に「昨年の衆院選の勝利でホップ、今年の参院選の勝利でステップ、最後のジャンプは統一地方選だ」と呼びかけた。政府が講じる経済対策なども説明し「コロナを乗り越え一日も早く地方経済を回復させる」と強調した。

 ジャーナリストの桜井(さくらい)よしこ氏が「今、日本が直面する内外の課題-美しい日本の憲法を国民の手で-」と題して講演。加藤勝信(かとうかつのぶ)厚生労働相も「コロナ禍乗り越え、新たな時代に」をテーマに登壇した。

 フォーラムは4年ぶりの開催。本県選出の党国会議員や県議らが顔をそろえ、山口恒夫(やまぐちつねお)公明党県本部代表や北村一郎(きたむらいちろう)副知事らが来賓として出席した。

© 株式会社下野新聞社