広島県尾道市のフェリーで、事故などを想定した訓練が15日、実施されました。
訓練は、尾道市生口島で地元のフェリー運航会社が実施し、地域住民など約30人が参加しました。
テロ対策の訓練では、さすまたを使って不審者を取り押さえました。
また、火災を想定した消火訓練も実施されました。
三光汽船 香川 一紀 社長
「いざというときに役立つものですから、日々の訓練や次につなげていくことが大事」
海に転落した乗客の救助訓練では、浮き輪を投げ込み、船に引き揚げました。
尾道海上保安部によりますと、管内で直近の10年に旅客船から人が転落した事故は4件ありましたが、いずれも救助されたということです。