レンジャーズ、現監督も着た「90年代」ユニ!今こそ推したい“懐かしユニフォーム”

懐かしのユニフォームをさらっと軽くご紹介する「Qoly × LFB Vintage」ブログのQoly版。

今回は見るからにデザインが懐かしい名門レンジャーズの1999-2001シーズンモデルをお届けします。

Rangers 1999-2001 Nike Home

レンジャーズ 1999-2001 Nike ホーム半袖 ユニフォーム

このユニフォームは1999-2000、2000-01の2シーズンで使用。99-00シーズンはリーグとスコティッシュカップの2冠を達成しました。一方の00-01シーズンはライバルのセルティックにタイトルを奪われ無冠に終わっています。

当時のレンジャーズは既に多国籍チーム。99-00、00-01シーズン当時は、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト、ロナルド・デ・ブール、ヨルグ・アルベルツ、トニー・ヴィドマー、バリー・ファーガソン、トーレ・アンドレ・フローといった選手が在籍していました。

このキットはチャンピオンズリーグでも使用。画像は00-01シーズンのCLグループステージ(ASモナコ戦)での集合写真です。

ちょっと遠目に見ても青のシャツに白のパイピングのコントラストが鮮やか。スポンサーロゴも含めて2色で構成たデザインはシンプルながら秀逸です。

中心選手としてタイトル獲得に貢献したファン・ブロンクホルスト。レンジャーズでは1998-2001の3シーズンを選手として過ごしましたが、2021年からはスティーヴン・ジェラードの後任として監督に就任しています。

当時の胸スポンサー「NTL」はイギリスの通信会社。1999-2003の4シーズンでロゴを掲出しました。ちなみに同じ時期にライバルのセルティックも同社と契約し、胸に色違いの同じロゴを付けています。

レンジャーズは用途別に2つのエンブレムを使い分けるチームです。

ユニフォームなど公式ウェアには、右の“RFC”の3文字で構成するシンプルなエンブレムを使用。これはスクロール・クレストと呼ばれるもので、ユニフォームには1968年に初登場しました。

片足立ちのライオンを描く左の欧州的なエンブレムは、公式ウェブサイトやチームグッズなどに使っているもの。ライオンをデザインするようになったのは1959年からで、それ以前はスクロール・クレストを中心に描く丸型エンブレムを使っていたようです。

当時は「グラスゴー・レンジャーズ」と呼ばれていた時代(今でも時々目にしますが)。そのユニデザインは正しく90年代のNikeそのもので、古き良きそして懐かしい90年代欧州サッカーシーンを思い出す一着です。

そんなレンジャーズの懐かしいユニフォームの新品が「Qoly × LFB Vintage」で入手可能。ホームの他にアウェイもあります。

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