三浦監督、FA権取得の嶺井に言及「何かあれば直接本人と話す」

秋季練習を見守る横浜DeNAの三浦監督=横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」

 横浜DeNAの三浦大輔監督(48)が15日、国内フリーエージェント(FA)権を取得している嶺井博希捕手(31)について言及し、「FAを取得したときは軽く話をしたけど、その後は込み入った話はしていない。何かあれば直接本人と話す」と述べた。

 嶺井は今季、自己最多の93試合に出場し、夏場の快進撃を攻守で支えた。来季も戦力として考えているか、という問いに指揮官は「それはそう。嶺井だけが特別ではないが、全員がそういう選手」と説明した。

 三浦監督は同日の秋季練習2日目で早くも打撃投手を務めるなど精力的で、「来年のキャンプインまでには1軍、2軍がはっきりすると思うし、差をつけていく」と選手の動きに目を光らせる。一方で、クライマックスシリーズのファイナルステージに進出した場合は誰を先発させるつもりだったかと問われ、「言わないです」とけむに巻いた。

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