明治安田J2第41節第2日(16日・シティライトスタジアムほか=8試合)3位ファジアーノ岡山はホームで12位秋田に1―2で逆転負けし、J1に自動昇格する2位以内の可能性が消滅した。1試合を残し、クラブ過去最高の3位が確定し、30日からのJ1参入プレーオフに回る。勝ち点は72(20勝12分け9敗)。
金沢に2―3で敗れた2位横浜FCが1年でのJ1復帰を果たした。勝ち点は77のままで、同81で既にJ1昇格を決めている新潟が優勝。
琉球と岩手は、ともに21位以下が確定した。
秋田2―1岡山
前半0―0
後半2―1
秋田 15勝10分け16敗(55)
岡山 20勝12分け9敗(72)
【評】ファジアーノ岡山が今季初の逆転負けを喫した。後半5分、右からのチアゴアウベスの折り返しを河井がゴール正面から蹴り込み先制。だが14分に速攻からネットを揺らされると、ロスタイムにはスローインから一瞬の隙を突かれ勝ち越された。序盤から攻守にアグレッシブにプレーし、果敢に攻め立てながら1ゴールにとどまったことが響いた。
秋田は持ち前の堅守を発揮し、少ないチャンスを確実にものにした。