医療的ケア児 当事者目線で支援 社団法人「RIPPLE」設立

医療的ケア児らを当事者目線で支援する「RIPPLE」を設立した愛甲晃子さん

 人工呼吸器やたん吸引などを必要とする医療的ケア児とその家族を、当事者目線で支援する一般社団法人「RIPPLE(リップル)」が誕生した。自身もケア児の親である愛甲晃子さん(53)=宮崎市高岡町=が代表理事を務め、仕事に就きにくい母親らに、働く場所も提供するのが特徴。同市を拠点にケア児の療育やデイサービスなどを行う。愛甲さんは「子どもと家族の世界が広がり、それぞれの人生が輝く社会に貢献できれば」と夢を描いている。

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