小学校の給食に豪華鯛めし! 「消費拡大を」コロナ禍対策で無償提供 広島

ちょっと豪華な給食の話題です! 廿日市市の小学校で給食に鯛を使ったメニューが振舞われました。

廿日市市の平良小学校では正午になると待ちかねたように子どもたちが給食の準備を始めました。

しっかり味のついた鯛をごはんと混ぜ合わせて鯛めしが完成。子どもたちは鯛めしをおいしそうに頬ばっていました。

「アナゴ飯と似てるか似てないかという感じで凄くおいしかったです」

平良小学校では給食に鯛を使ったメニューは2回目ということです。

給食用に鯛を提供したのは大竹市の阿多田島漁業協同組合です。

組合では養殖鯛の需要が新型コロナの感染拡大前に比べ半分程度まで落ち込んでいるということで、国の補助事業を利用して給食用に鯛を無償提供しています。

阿多田島漁業協同組合 川原秀正組合長「子どもたちが喜んでお代わりしてくれるので感激いたしました。コロナ禍で飲食店が休んでいるところが多かった。厳しいですよ、業者は。これを契機に子どもさんが家に帰って鯛を食べたいと消費拡大に繋げたら一番です」

阿多田島漁協では給食用の鯛の無償提供を県内238の小中学校で行っていて、今月中に鯛めしや鯛の塩焼きなどが給食として振舞われるということです。

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