横浜から軽井沢・草津温泉へ直通高速バス 東急、相鉄バスなど3社 11月から運行

相鉄バスのラッピングデザイン

 東急バス(東京都目黒区)と相鉄バス(横浜市西区)、上田バス(長野県上田市)の3社は11月1日、横浜エリアと軽井沢・草津温泉を結ぶ直通高速乗り合いバスの運行を開始する。横浜からの直通は初めてといい、東急と相鉄によるバスの共同運行も初。17日から予約を開始した。 

 インバウンド(訪日外国人客)の緩和や「全国旅行支援」の開始で活発化する需要を獲得するのが狙い。来年3月に予定される相鉄線と東急線の相互直通運転開始を前に両社が連携、横浜から人気のリゾート地や温泉地への利便性向上に取り組むことにした。 

 所要最短時間は、横浜駅西口から軽井沢までが3時間35分、草津温泉までは5時間10分。3社はそれぞれ往復1便ずつ、毎日運行する予定という。

 西口発の出発時刻は東急午前7時50分、相鉄同8時50分、上田同9時50分。相鉄バスは途中たまプラーザ駅を、上田バスは新横浜駅を経由する。開業を記念し、上田バスと相鉄バスの一部をラッピングデザインで運行する。

 片道運賃は西口から軽井沢までが大人4千円、草津温泉までが同4500円。予約は東急高速バス座席センター電話03(6413)8109または、WEB予約「発車オーライネット」から。空きがあれば当日乗車も可能という。

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