世界選手権初優勝を知事に報告 車いすバスケの高松選手

福田知事(右)とバスケ談義に花を咲かせる高松選手=20日午前、県庁

 9月にタイ・プーケットで行われた車いすバスケットボール男子のU23(23歳以下)世界選手権で、日本代表として優勝した高松義伸(たかまつよしのぶ)選手(小山市出身、キッズコーポレーション)が20日、県庁を訪れ、福田富一(ふくだとみかず)知事に世界一を報告した。

 高松選手はチームの主軸として活躍。決勝では前回準優勝のトルコを相手にチーム最多の20点、15リバウンドで勝利に貢献した。

 この日は世界選手権の金メダルと、昨年の東京パラリンピックの銀メダルを持参し、「世界選手権では一番いい色のメダルが取れて良かった。(地元開催の)障害者スポーツ大会でいい成績を残し、24年のパリ・パラリンピックでもメダルを取りたい」と力強く語った。

 福田知事は「見事な金メダルで県民の誇り」と快挙をたたえ、「自分の努力はもちろんだが、スタッフの応援や会社の手厚いサポートにも感謝し、障スポでは世界一のプレーを見せてほしい」と激励した。

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