「来年の国際試合は長崎で」 日本サッカー協会に大石知事ら要望

田嶋会長(右)に要望書を手渡す大石知事(中央)ら=東京都文京区、日本サッカー協会

 長崎県の大石賢吾知事らは20日、日本サッカー協会(JFA、東京)を訪れ、田嶋幸三会長に対し、2023年のサッカー国際試合を本県で開催するよう要望した。
 大石知事と県サッカー協会の末吉成仁専務理事が田嶋会長に要望書を手渡した。要望書では、プロサッカーのV・ファーレン長崎が本県を本拠地とし、24年には「長崎スタジアムシティプロジェクト」によって新スタジアムが完成する予定などに触れた上で、国際試合の誘致を求めた。19年にU-22日本代表とジャマイカ代表の国際親善試合が諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で開催され、大勢の観衆がスタジアムを埋める盛り上がりを見せた経緯も踏まえた。
 大石知事は「ぜひとも長崎で国際試合を。県や自治体も協会と一丸となって成功に導きたい」と強調。田嶋会長は「ホスピタリティやツーリズムで言えば一番ふさわしい」などと話し、本県開催を検討する姿勢を示した。 


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