長崎県内の道路整備 国交省などに予算確保を要望

西田政務官(中央)に要望書を手渡す大石知事(左から3人目)ら=国交省(県提供)

 年末の政府予算編成を前に、長崎県の大石賢吾知事と中島廣義県議会議長は20日、国土交通省や財務省を訪れ、県内の高規格道路などの整備に必要な予算の確保を要望した。
 国交省では、大石知事らが西田昭二政務官に要望書を手渡した。要望書では▽防災・減災、国土強靱化(きょうじんか)のために必要な予算確保▽高規格道路のミッシングリンク(途切れた未整備区間)の解消や暫定2車線区間の4車線化-などを求めた。
 このほか、西九州自動車道、島原道路、西彼杵道路、長崎南北幹線道路、国道57号富津防災の整備促進や東彼杵道路の早期事業化を挙げた。関係者によると、西田政務官は「長崎の道路の実情がよく分かった。予算の確保に努めたい」などと答えたという。


© 株式会社長崎新聞社