「ばってん少女隊」長崎出身の春乃きいな 新アルバム「九祭」PR

新アルバム「九祭」のPRで訪れた、ばってん少女隊の春乃きいな(左)と希山愛=長崎新聞社

 九州を拠点に活動する6人組アイドルグループ「ばってん少女隊」が、4枚目のアルバム「九祭(きゅうさい)」(全12曲)をリリース。メンバーのうち長崎市出身の春乃きいな(21)と福岡県出身の希山愛(22)が13日、長崎新聞社を訪れPRした。
 「ばってん少女隊」は、九州全体、さらには全国を盛り上げるようなグループを目指し2015年に結成。春乃以外は福岡県出身で、グループ名は九州の方言に由来している。20年に発表した「OiSa」はロングヒット中。九州の祭りをイメージした「九祭」は、和とダンスミュージックの魅力がいっぱいだ。
 長崎にちなんだ「和・華・蘭」はオリエンタルでエキゾチックな雰囲気が漂う。8月の「稲佐山平和祈念音楽祭2022」に出演した際、初披露した。曲作りに関わった春乃は「長崎の魅力である歴史や文化を掘り下げ、歌詞やメロディーに落とし込んだ」と語る。
 5月の九州全県ツアーで各地の良さに触れた。「九州がもっと好きになった。私たちが歌って踊ることで九州の魅力が伝わればうれしい」(春乃)、「コロナ禍で活動が制限されもどかしかった。もっとライブを増やしたい。たくさんの人が九州に足を運んでくれるよう発信していきたい」(希山)とそれぞれ話した。
 九祭は「BATTEN Records」から発売。3千円。

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