広島県呉市の小学生が防災の意識を高めようと一泊二日の宿泊訓練に参加しました。
21日の午後6時。薄暗い中、学校へ集まる子どもたちの姿がありました。
呉市の天応小学校では、防災授業を学ぶ4年生29人が、実際に避難所生活を体験したいと自ら企画した宿泊訓練に参加しました。
生徒自らが用意した防災食を食べたあと、避難時に役立つ新聞紙スリッパや、段ボールベッド作りなどを体験し一夜を過ごしました。
生徒らは
「段ボールベッドは、あんな風に作れるんだと学んだ」
「どんな時でも防災リュックをきちんと用意しておきたい」
など感想を口にしていました。
参加した子どもたちは、今回の訓練で感じた課題を話し合い、地域住民向けの防災ポスターを作るということです。