長崎県新人演奏会、来年50回 出演経験者とNOCE共演 長崎で29日コンサート

「輝ける星たちとNOCE室内楽コンサート」のチラシ

 本県のクラシック音楽家の登竜門、県新人演奏会が来年で50回目を迎えることに合わせ、「輝ける星たちとNOCE室内楽コンサート」が29日午後2時から、長崎市魚の町の市民会館文化ホールで開かれる。同演奏会での出演経験を持つ若手演奏家が長崎OMURA室内合奏団(NOCE)と共演し、弦楽四重奏や木管五重奏などを披露。クラシックの魅力を広く発信する。
 新人演奏会は県文化団体協議会が優れた音楽家の育成や芸術文化の振興を目的に毎年開催。声楽、ピアノ、管楽器、弦楽器、ギター、打楽器の演奏に取り組む本県在住者や出身者からオーディションで出演者を選んでいる。
 室内楽コンサートは、来年開催予定の県新人演奏会出身のソリストとNOCEとの公演のプレイベントとして開催。「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」のメンバーだった芹田碧さんや、京都市交響楽団のオーボエ奏者、戸田雄太さんら各方面で活躍する若手アーティスト7人が演奏する。
 同協議会は「室内楽の多彩な演奏を楽しんでもらい、特に若い世代には先輩の出演者たちをぜひ目標にしてほしい」としている。入場料は千円(高校生以下無料)。未就学児は入場不可。チケットは絃洋会、チケットぴあ、くさの書店西友道の尾店で販売する。
 ペア10組にチケットをプレゼントする。申し込みは同協議会に電話かメール(n.bundankyo@aql.bbiq.jp)で。問い合わせは同協議会(電095.822.6049)。

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