市民1人当たり3千円 鹿沼市が商品券を支給

 【鹿沼】原油・物価高騰による市民生活への影響を踏まえ、佐藤信(さとうしん)市長は24日、市民1人当たり3千円分の商品券を給付するなどの追加支援対策を行うと発表した。同日の定例記者会見で、関連予算を含む総額約12億4500万円の本年度一般会計補正予算を21日付で専決処分したことを明らかにした。

 商品券給付は国の地方創生臨時交付金を活用し、11月1日時点の市民を対象に12月をめどに郵送する。事業費は約3億3200万円。また同交付金を活用し、市内の保育・学童施設への光熱費の一部補助なども行う。

 そのほか補正予算には、住民税非課税世帯に5万円を給付する緊急支援給付金約5億1300万円、新型コロナウイルス感染対策としてオミクロン株対応ワクチン接種費用約4億1千万円なども盛り込んだ。

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