ディオールに魅せられた家政婦がパリへ 大竹しのぶがナレーション 「ミセス・ハリス、パリへ行く」予告

「ファントム・スレッド」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたレスリー・マンヴィル主演の映画「ミセス・ハリス、パリへ行く」の、30秒予告映像が公開された。大竹しのぶがナレーションを担当している。

公開された映像では、家政婦をしているハリスがディオールのドレスに心を奪われる瞬間や、ファッションショーで美しいドレスに見ほれる場面、「ミス ディオール」と呼ばれるドレスからインスピレーションを受けて作られた「ヴィーナス」という鮮やかなグリーンのドレスに身を包み、まるで少女のように喜ぶ姿などが捉えられている。映像とともに、大竹しのぶによる「いくつになっても夢を諦めないミセス・ハリスの姿が、もうほんとに可愛いらしいんです!元気が出ます!」のナレーションも収められている。

大竹しのぶは、山田洋次監督に薦められ、20代のころにポール・ギャリコの原作を読んでいたという。ポール・ギャリコによる1958年の原作小説「ハリスおばさんパリへ行く」は復刊が決まり、角川文庫より10月24日より発売されている。

「ミセス・ハリス、パリへ行く」は、ポール・ギャリコの小説「ハリスおばさんパリへ行く」を原作とした作品。1950年代のロンドンで、ある日働き先で見た1枚の美しいクリスチャン ディオールのドレスに心を奪われる、戦争で夫を亡くした家政婦のハリスを描く。ディオールのドレスを買うことを決意してパリへと向かったハリスに起こる、新しい街、新しい出会い、そして新しい恋といった奇跡が描かれる。ハリスを演じるのはレスリー・マンヴィル。イザベル・ユペール、ランベール・ウィルソンらが顔をそろえる。

【作品情報】
ミセス・ハリス、パリへ行く
2022年11月18日(金)、TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給:パルコ ユニバーサル映画
© 2022 Universal Studios

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