「鎌倉殿の13人」大河ドラマ館、来館者が節目の20万人に 

20万人目の入館者となった土岐博司さん(中央)ら=鎌倉市雪ノ下

 NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の世界観が体感できる「大河ドラマ館」(鎌倉市雪ノ下)が27日、開館238日目で入館20万人に達した。節目の来場者となった会社員土岐(とぎ)博司さん(64)=京都市伏見区=と、妻の明美さん(63)に記念証やトートバッグなどが贈呈された。

 土岐さん夫婦は大河ドラマのファンで毎年のように全国各地の舞台となった場所を訪れているといい、「コロナ禍なので久しぶりに出掛けることになったが、まさか20万人目に当たるとは思っていなかった」と驚いていた。

 同館を運営する大河ドラマ「鎌倉殿の13人」鎌倉市推進協議会の久保田陽彦会長は「京都とは違った鎌倉の良さを堪能してほしい」と話していた。

 同館は3月1日にオープン。7月と今月に展示のリニューアルをしている。来年1月9日まで開館している。

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