火災から復旧、温泉施設が営業再開 道の駅きつれがわ

リニューアルした温泉施設

 【さくら】火災からの復旧工事が進んでいた道の駅きつれがわの本館温泉施設が28日、営業を再開する。28~30日の3日間、温泉入浴者を対象としたプレゼントを企画している。

 同施設は今年6月の火災で、建物内にすすが充満するなどの被害を受け休業。その後、リニューアル工事が急ピッチで進んでいる。

 第1段階の整備としてエントランス全体をかさ上げし、床をフローリングに変更。リラックススペースを設け、ソファなどを配置した。同スペースは、工事が進捗(しんちょく)中の和室とつながることで、広々とした空間に生まれ変わる予定。また更衣室の床や壁面も刷新。内湯の壁面も新たに塗装した。

 今後、屋外テラス席の整備や現在利用停止中のクアハウスの活用方法などは、第2段階以降の整備で検討していくという。

 同道の駅社長の花塚隆志(はなつかたかし)市長は「改修を機に施設の内容を向上させています。多くの方々に利用してほしい」と話している。

 営業再開記念のプレゼントは、28日がたまご。29日がたまねぎ。30日が新米で各日先着100人。

 午前10時~午後9時。第2、4月曜休み。

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