広島都心の一等地 県庁舎敷地の有効活用へ 事業者を公募

広島県は、広島都心の一等地・県庁のスペースを有効活用しようと、民間事業者から提案の公募を始めています。

【写真を見る】広島都心の一等地 県庁舎敷地の有効活用へ 事業者を公募

県は、県庁の敷地内にある駐車場などを有効活用するため、民間事業者からの公募を19日から始めています。

サッカースタジアムや旧市民球場跡地など周辺の再開発を踏まえた「憩いの場」を生み出すのが狙いです。

計画では、西側の第1駐車場はカフェやレストランなど建物を整備する案が検討されています。

税務庁舎敷地は、2025年度までに解体され、駐車場が新たに整備される予定です。

事業者への貸付期間は、予定で2044年度までとなっています。

県財産管理課 長延亮作 県有資産活用担当監
「『憩いの広場』…、もちろん、にぎわいというのもあるが、落ちついた感じの(周辺とは少し違う)場所となって、県民のみなさんに来ていただけるような、愛されるような場所になれば」

提案書などの受け付けは来年1月20日までで、県は今年度中に事業者を決定する見込みだということです。

© 株式会社中国放送