7大会でワールドカップ本大会に進出してきた日本代表。
ここでは、歴代本大会メンバーのなかで最も高身長だったフィールドプレイヤーたちを調べてみた。
植田直通(186cm)
2018年大会でメンバー入りした長身ディフェンダー。
中学時代にはテコンドーの日本チャンピオンに輝いたことでも知られる。
強さ・高さ・速さを兼ね備えるポテンシャル王。鹿島アントラーズで主軸に成長すると、海外リーグに羽ばたいたが、そのポテンシャルからするともっと活躍してもおかしくないはず…。
2018年大会は出番なしに終わったが、今大会でもメンバー入りできるだろうか。
岩政大樹(187cm)
2010年大会でメンバー入りした長身ストッパー。
日本人離れしたパワーとインテリジェンスが融合した守備技術で鹿島アントラーズの守備を支えると代表にまで上り詰めた。
2010年W杯のメンバー入りを果たすも、出場機会は訪れず。
東京学芸大学時代に教員免許を取っていることから「知性派」としても知られる。引退後は上武大学サッカー部で監督を務めると、2022年8月には鹿島の監督に就任した。
矢野貴章(187cm)
2010年大会でサプライズ招集された長身FW。ブンデスリーガからJリーグ復帰後にはサイドバックへのコンバートでも話題になった。
弊社のインタビューでは、「ここでこういうプレーしてくるのはすごく嫌だなという、DFの心理がすごく分かって、今は逆にFWとしてこういうプレーをしたら嫌だろうなと感じています」と語っている。また、いまの日本代表にも大型FWが必要だと感じているそう。
なお、38歳になった現在も栃木SCでプレーしている。
中澤佑二(187cm)
2006年、2010年大会に出場したボンバーヘッド。
代表デビューは1999年と早かったもののトルシエ体制ではメンバーに入ることができず、ジーコ体制でようやく定着した。
そして、オシムジャパンでは中心選手となり、田中マルクス闘莉王とともに歴代最強クラスの鉄壁最終ラインを形成。2010年大会のベスト16進出に大きく貢献している。
吉田麻也(189cm)
34歳になった現代表キャプテン。
2010年1月にデビューして以降、120試合以上に出場してきた重鎮だ。その日本人離れした高身長でジャパンのピンチを幾度も救ってきた。
オランダリーグでも競り合いには自信を持っていたものの、プレミアリーグでは衝撃を受けたそう。ベルギー代表FWベンテケから顔面エルボーを4度も食らったものの、全てノーファウルだったとか…。
ちなみに、日本代表の歴代のW杯選手の平均身長は178.63cm。
今大会では188cmの冨安健洋や197cmのシュミット・ダニエルもメンバー入りを果たす可能性があり、平均身長は歴代最高になりそうだ。なお、GKを含めても、190cm台でW杯メンバーになった日本人選手はまだいない。