【サラさん・げんきさん(釣り系YouTuber「釣りなじ」)】釣りの楽しさを通じて、新潟の海を自慢したい!

サラさん・げんきさん

サラ・げんき:新潟市東区出身。げんきさんの釣り好きが高じて、釣りの楽しさと新潟の魚の魅力を伝えるYouTube配信を開始。釣り初心者のサラさんが奮闘する動画が人気を博し、チャンネル登録者5,000人超えの大人気チャンネルになっている。


ガタチラスタッフ:『新潟人123人目は釣り系YouTuber「釣りなじ」のサラさんとげんきさん!
企業勤めをしていたお二人ですが、げんきさんの思い付きでYouTuberになることに!?今ではチャンネル登録者数5,000人超えの人気YouTuberに成長されています。お二人の出会いから投稿をはじめたきっかけまでお聞きしました!素敵な笑顔で取材に応じてくださり、ありがとうございました!』

出会いは偶然に

──お二人の出会いを教えてください!

げんきさん:出会いは客と店員で、サラちゃんのアルバイト先だったゲームセンターの常連客でした!

サラさん:最初は話をすることなく、お互い存在を知っているだけでしたね(笑)。それから徐々に仲良くなり、付き合って結婚しました。

──YouTuberとして活動する前はどんなお仕事をされていたのですか?

げんきさん:サラちゃんは宝石店に勤め、私は20代前半まで飲食店で働いていて、当時から「いつか自分のお店を持ちたい」と考えていました。それにはお客様の気持ちを理解できるようになることが必要だと考え、営業職を経験しようとレンタカーの営業をしていました。

──釣りはYouTubeを始める前からされていたのですか?

げんきさん:そうですね。父が大の釣り好きだったので、物心ついた時から釣りをしていました。その後はしばらく離れていたのですが、サラリーマンになってお金を自由に使えるようになってから、再び始めました。

サラさん:私はげんきに連れて行ってもらったことがきっかけです。それまでは、釣りに行くのを見送る側でした(笑)誘われて行ってみると、想像以上に楽しくてハマったんです!

YouTuberサラ&げんき誕生!

──YouTubeの投稿を始めたきっかけは何ですか?

げんきさん:私の思い付きです(笑)。

サラさん:「YouTubeにはサラちゃんがメインで出るんだよ!」と突然言われて、最初は冗談だと思っていました。それが、気が付いたらパソコンやビデオカメラまで買い揃えていて…。あれよあれよという間に撮影が始まっていましたね(笑)。

げんきさん:上手く誘導しました(笑)。投稿を始めようと思ったのは、「将来的に二人のお店を持ちたい」という夢があったからです。新潟の酒と魚の美味しさを若い世代に伝えるには、YouTubeを宣伝媒体にしようと考えました。釣りをきっかけにサラちゃんが魚を食べられるようになったので、同じように魚の美味しさに気付いたり、「私たちのお店で魚が食べたい」という人が増えて欲しいと思ったからです。

サラさん:以前は本当に魚が苦手でした。今では毎日のように食べていますが、刺身もお寿司も煮魚も苦手で、辛うじて焼き魚が食べられるくらいだったんです。それが、自分で釣った魚を食べた時に「こんなに美味しいのか!」と気づいたんですよね。

──魚が苦手だったとは意外でした!

サラさん:人生を損していたと後悔したくらいです(笑)。好きなハンバーグやオムライス、パスタばかりを食べていたのですが、釣りのおかげで魚が好きになりましたね。

げんきさん:「料理人や生産者がいるんだから、好き嫌いはダメだよ」と言い続けていたのですが、なかなか食べてもらえなくて…(笑)。釣りをきっかけに魚を好きになってくれたのは嬉しかったですね。

サラさん:私自身も魚が嫌いだったので、同じく苦手という方に動画を通じて「魚の美味しさ」を伝えていきたいんです。

げんきさん:定期的にライブ配信を行うのですが、その時は必ず魚料理が映るようにしています。そうすると必ず視聴者さんから反応があるので、魚が嫌いだったけど食べられるようになったエピソードを話しながら、魚の美味しさを伝えるようにしています。

──YouTubeを配信し始めて苦労したことはありますか?

げんきさん:釣果がないのは釣りをしている以上は当たり前だと思っています。始めたばかりの頃は二人とも会社に勤めながら配信していたので、なかなかハードなスケジュールでしたね…(笑)。でも、趣味でもあったので楽しさの方が大きかったです。

サラさん:最初は一人でカメラを持ちながら釣りをして、大きな声で話すというのが、馴れずに苦労しました。今は気になりませんが、一人で話して周りに変な顔をされるのが恥ずかしかったです…。

げんきさん:今はありがたいことに認知してくれている方が増えて、釣り場へ行くと撮影のために場所を空けてくれたり、釣れる場所を教えてくれたり、視聴者の皆さんに助けられています。

──YouTuber一本でやっていこうと思ったきっかけは何ですか?

げんきさん:認知されてきたこともありますが、コロナ禍をきっかけに自分がやっている仕事が本当にやりたいことではないことに気づいたからです。「失敗してもやり直しが利くタイミングは今しかない」と冒険しようと思いました。そのタイミングで、サラちゃんが「お寿司屋さんの若女将をやってみないか」と誘われたのも良いきっかけでしたね。

サラさん:というわけで、今はYouTuberとお寿司屋さんの若女将を兼業しています!

げんきさん:他にも飲食店向けのSNSコンサルタントもしているんです。自身の経験をもとに、効果的な運用方法をアドバイスさせていただいています。集客が課題のお店は私たちのYouTubeやInstagramとコラボして紹介するなど、お店を応援する仕事もさせていただいています。私たちは新潟が大好きなので、どの活動にも「新潟を盛り上げたい」という想いが大前提にあります。

サラさん・げんきさん

夢は新潟の食の魅力を伝える飲食店

──視聴者さんとの印象的なエピソードを教えてください!

げんきさん:「新潟ルアーフェスタ」という釣具店主催のイベントに参加した時に、100人以上の視聴者さんが来てくれたんです!「YouTube見てます」、「サインしてください」、「写真を撮らせてください」と声を掛けていただき、とても印象に残っています。

サラさん:イベントに参加したのも初めてだったので、そんなに人が来るとは思っていませんでした(笑)。自分たちの影響力を実感することができましたね。

──お二人の動画をきっかけに釣りを始める方も多いのではないでしょうか?

げんきさん:私たちをきっかけに、「釣りをやってみたい」と思ってくれる人が増えると嬉しいですよね。だから、“永遠の初心者”というキャッチフレーズは外さないことにしています。「初心者の最高峰になる」のがテーマです(笑)。視聴者さんたちと一緒に上達していきたいと思います。

サラさん:初めて魚が釣れた時に、釣れたことが嬉しくて泣いたんですよね。その気持ちを忘れずにこれからも釣りを楽しみたいです。私が釣り人として成長していく姿を楽しみにしてくださっている方々もいて、応援されているなと思います。

げんきさん:新潟と魚は切っても切れない関係だと思います。私たちの動画を見て、水産資源のことも考えてくれたら嬉しいですね。

──最後に、今後の目標を教えてください!

げんきさん:自分たちで釣った魚を調理して提供するお店を作ることです!新潟の地魚や地元野菜、地酒の美味しさを再認識してもらえるようなお店を目指していて、3年以内には必ず実現したいと思っています。

サラさん:YouTuberとしては、「登録数1万人突破」が目標です!アウトドアブームで釣りが人気ですが、私たちのチャンネルでは道具を揃えるところから丁寧に説明しているので、初心者の第一歩目として見てもらえたらと嬉しいです。特に女性や家族を釣りに誘いたい人におすすめします!

サラさん・げんきさん

>>>「釣りなじ」のチャンネルはこちら

>>>サラさんのSNS Twitter / Instagram

>>>げんきさんのSNS Twitter / Instagram

© 株式会社新潟日報メディアネット