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第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(障スポ)第2日は30日、鹿沼市のTKCいちごアリーナで各競技が行われ、栃木県勢は全競技を終えた卓球で8人が金メダルに輝いた。合計では6競技32個の金メダルを獲得。29日分と合わせ55個となった。
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世界大会の経験も豊富な一般卓球青年女子知的障害の薄井(うすい)えりか(宇都宮)や、過去に障スポでメダル経験がある同男子1部肢体不自由の松岡一徳(まつおかかずのり)(さくら)らに加え、同男子少年知的障害の目黒晴愛(めぐろはいと)(下野)、サウンドテーブルテニス男子1部視覚障害の桜井亜叶(さくらいあさと)(宇都宮)ら若い力も躍動した。
陸上は15人が優勝し、肢体不自由者男子2部の久保野泰央(くぼのやすお)(真岡)が100メートルと走り幅跳び、視覚障害者男子1部の青木龍太(あおきりゅうた)(塩谷)がソフトボール投げ、砲丸投げで共に2冠に輝いた。
水泳は肢体不自由者男子50メートル背泳ぎで大島茄巳琉(おおしまかみる)(佐野)、同女子50メートル背泳ぎで吉原未来(よしはらみき)(日光)が共に大会新記録を出して栄冠を手にした。
ボウリングは知的障害者壮年女子で真山尚美(まやまなおみ)(日光)が4ゲーム合計579点で優勝。アーチェリーは肢体不自由者リカーブ30メートルダブルラウンドで大塚忠胤(おおつかただつぐ)(足利)が648点で制した。
フライングディスクは障害区分なしで競うディスタンスで、男子座位の古口正文(こぐちまさぶみ)(宇都宮)、女子立位の矢野美津子(やのみつこ)(鹿沼)がともに優勝した。
最終日の31日は陸上、水泳、サッカーの3競技が実施され、午後3時から宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで閉会式が行われる。