「いちご一会とちぎ国体」で使用した飾り花の無料配布に希望者が殺到したことを受け、栃木県は3日に予定している2回目の配布の方法について一部変更することを決めた。配布場所を増やすなどして対応する。
先月13日の1回目の配布では、開始時から数百人が集まり長蛇の列ができた。
今回配布するのは、国体と障害者スポーツ大会で使用した飾り花で、ロイヤルボックスを彩ったベゴニアの鉢や、マリーゴールドのプランターなど計7600個。
配布場所は、当初予定していた県総合運動公園の北第2駐車場北側通路に、中央広場を加える。各所に3800個ずつ用意する。
1人当たり2個までとし、列に並び直せば最大10個まで受け取れることにした。駐車場も北第1、北第2、西、南第1、南第2の計5カ所に増やした。2時間まで無料。
配布は午前10時から。荒天時は翌日に延期する。県担当者は「多くの方に受け取ってもらえるよう見直した。大会の記念にしてほしい」と話している。