香り華やかな芋焼酎今だけ! 5、6日蔵開き 佐世保・梅ケ枝酒造

芋焼酎の仕込みの発酵作業が進む酒蔵=佐世保市、梅ケ枝酒造

 芋焼酎の仕込みが進む長崎県佐世保市城間町の梅ケ枝酒造(長野哲也社長)で5、6の両日、恒例の「秋の蔵開き」が開かれる。
 仕込みはサツマイモの収穫シーズンに合わせて10月上旬から開始。サツマイモを蒸して米こうじなどと混ぜ合わせて発酵、蒸留、熟成させる工程などを経て商品化される。
 蔵開きでは、蒸留されたばかりの新酒(720ミリリットル、千円)を2日間の期間限定で発売する。熟成された芋焼酎と比べ、華やかでフルーティーな香りが特徴となっている。
 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなるイベント。日本酒の新酒や各種酒類も販売。蔵の見学もできる。両日午前9時~午後3時まで。JRハウステンボス駅から無料シャトルバスを運行する。
 長野社長は「今しか飲めない芋焼酎。一度は飲んでほしい。仕込み風景を見てもらい、酒造りの理念を伝えたい」と話している。


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