陽光のきらめき、紅葉にときめき 那須塩原・紅の吊橋【動画】

赤や黄色に染まる吊橋周辺の木々=2日午前9時55分、那須塩原市塩原

 栃木県那須塩原市塩原の箒川に架かる「紅の吊橋(つりばし)」周辺で紅葉が見頃を迎えた。モミジなどが鮮やかに色づき、大勢の観光客を魅了している。

 塩原温泉観光協会によると、紅葉は10月末に一気に進み、まもなく最盛期。例年より葉が落ちずに残っているため、今年は「当たり年」。今月15日ごろまで楽しめるという。

 2日は秋晴れに恵まれ、温泉街を散策する家族連れらでにぎわった。陽光で赤や黄色に染まった葉がきらめき、訪れた人々は感嘆の声を上げて見入っていた。

 真岡市東大島、奈良部一郎(ならべいちろう)さん(73)は「今年も最高です。日が差すと、葉が透けてとてもきれい」と目を細めていた。

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