八丁出島、美しいモザイク模様 奥日光の中禅寺湖畔で紅葉最盛期【動画】

モザイク模様の紅葉が美しい八丁出島=23日午前7時20分、日光市中宮祠、ドローンから

 栃木県奥日光の中禅寺湖畔で紅葉が最盛期を迎えた。23日朝、湖の南東部にある「八丁出島」を上空からドローンで見ると、カエデやツツジの赤と黄色、常緑樹と織り成す美しいモザイク模様が湖面に浮かび上がった。

 この日は時間とともに空が雲に覆われたが、周辺の湖岸や中禅寺湖を一望できる半月山展望台は、紅葉狩りで訪れたハイカーらでにぎわった。

 家族でカヌーによる湖面散策を楽しんでいた野木町丸林、会社員布施薫(ふせかおる)さん(62)は「紅葉がとてもきれい。湖上からの眺めは最高です」と笑顔だった。

 県日光自然博物館によると、湖畔の紅葉は今後さらに色づきが深まり、今月いっぱい楽しめるという。

モザイク模様の紅葉が美しい八丁出島=23日午前7時20分、日光市中宮祠、ドローンから

© 株式会社下野新聞社