倉敷ジャズストリート5日開幕 3年ぶりに全て生演奏スタイル

昨年の「倉敷ジャズストリート」の会場

 ジャズイベント「倉敷ジャズストリート」(市民や愛好家らによる実行委主催)が5、6日、倉敷市美観地区一帯で繰り広げられる。新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりに全て生演奏のスタイルが復活する。

 岡山県内を中心に計106組が出演。このうち小編成の99組は両日、ジャズ喫茶・アヴェニュウ(同市本町)や阿智神社斎館(同)、加計美術館(同市中央)など15カ所にそれぞれ登場し、ビッグバンド7組は6日に市芸文館(同)で公演する。

 5日は正午~午後5時、6日は午前11時~午後6時。全会場に入れる2日間共通チケットは、前売り千円、当日1500円。小学生以下無料。実行委は「感染対策の行動制限が緩和され、例年の実施形態に近づいた。生の音を体感し、まちの散策も楽しんでほしい」としている。

 来場者はマスク着用が必要。JR倉敷駅南の商店街では、チケット提示で割引が受けられるサービスもある。問い合わせはアヴェニュウ(086―424―8043)。

 イベントは2009年に始まり14回目。20年は無観客ステージをインターネット配信、21年は一部観客を入れたものの無観客の配信がメインだった。

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