豊島区 トキワ荘通りに昭和レトロ館がオープン!

豊島区の手塚治虫や藤子不二雄など数々の有名漫画家を生んだトキワ荘があった通りに、昭和の歴史と文化を体感できる施設が11月3日にオープンしました。

昭和20年代に建てられ、歴史的建築物として親しまれた「味楽百貨店」が昭和レトロ館として改装されました。

展示されている部屋は、1965年ごろの若い夫婦の暮らしを再現し、昭和40年代の当時、多くの家庭で使われていたレコードプレイヤーやダイヤル式のブラウン管テレビといった、なつかしの電化製品などがあります。

豊島区の区制90年を記念した企画展では、区の歴史を写真などで紹介するとともに、豊島区を代表する街の風景をジオラマで再現しています。タイムスリップした気分で区の歴史を振り返ることができます。フォークソングのあの名曲の舞台となった「神田川」周辺では、赤い手ぬぐいをマフラーにして歩く若いカップルに、髪がすっかり冷えるまで待つ女性も見えます。ジオラマを作った山本さんは豊島区の街の魅力は「人間らしさ」だと語ります。紹介したジオラマは、2023年3月まで展示される予定です。

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