来季J1の横浜FCは4日、親会社の「ONODERA GROUP」(東京都千代田区)がポルトガル2部のオリベイレンセの経営権を取得したと発表した。クラブによると、Jリーグと欧州リーグのクラブを傘下に持つ企業は史上初。今後は両クラブが連携し、育成部門も含めた強化態勢を整えていく。
1922年設立のオリベイレンセは、バスケットボールやローラーホッケー部門も保有する総合型地域スポーツクラブ。2011―12年シーズンには日本の天皇杯全日本選手権に相当するカップ戦でベスト4に進出した。昨季は3部リーグで2位だった。