サッカーの第101回全国高校選手権岡山県予選最終日は5日、岡山市のシティライトスタジアムで決勝があり、学芸館が光南を2―0で下して2年連続5度目の栄冠をつかんだ。
学芸館は後半15分にMF山田が均衡を破り、14分後はMF木村匡が加点した。本大会は12月28日から首都圏で開かれる。
【評】終始、攻勢に出た学芸館が快勝した。後半15分、右からのロングスローのこぼれ球をFW田辺が折り返し、MF山田が頭で合わせて先制。その後も両サイドを起点に攻め立て、同29分はFW今井の落としに抜け出したMF木村匡が右足で突き刺した。
光南は好セーブ連発のGK常藤を中心に体を張った守りで粘ったが、反撃の糸口をつかめなかった。互いにクリーンかつ激しく争った球際の攻防は見応えがあった。