3年ぶり「あつぎ鮎まつり」 秋空に願い込めたスターマイン

3年ぶりに相模川の夜空を彩った第76回あつぎ鮎まつりの花火=相模川の三川合流点

 夜の相模川を花火が彩る「第76回あつぎ鮎まつり」(厚木市など主催)が5日、同市内で行われた。昼間は厚木中央公園(同市寿町)でダンスイベントなどが行われ、夜はメイン行事の大花火大会が相模川河川敷の三川合流地点(同市厚木)で実施された。

 新型コロナウイルス禍で3年ぶりの開催を8月に予定していたが、今夏の感染拡大でさらに11月に繰り下げての実施となった。

 ダンスイベント「DanceLegend」(ダンス・レジェンド)には市民のダンスグループなど約60チームが参加し、リズミカルなダンスを披露した。市内の商店などによる約30の出店も並び、訪れた市民らでにぎわった。

 午後6時から始まった大花火大会は、エッセンシャルワーカーへの感謝と明るい未来への願いを込めた「青いスターマイン」からスタート。例年の1万発よりは少ないものの、計7千発の花火が打ち上げられ、最後はナイアガラ花火に点火されて秋の夜空を彩った。

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