ヘビの絵を飾る民家の敷居でリアルのヘビが脱皮?…70cmの抜け殻発見 福井県の夫婦「縁起物。大切に」

ヘビの抜け殻を手にする富美夫さん(左)と金子さん=福井県大野市

 福井県大野市の中村富美夫さん(72)宅で、ヘビの抜け殻が見つかった。富美夫さんと妻の金子(きんこ)さん(69)は「どこから入って来たのか分からないが、ヘビは中村家に縁がある。大切にしたい」と話している。

 抜け殻は長さ約70センチで、金子さんが押し入れの敷居にあるのを9月中旬に見つけた。福井市自然史博物館によるとシマヘビとみられる。

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 中村家には、60年以上前からヘビの絵が床の間に飾られている。ご神体の岩の裏に神聖な白いヘビがすむと伝わる越前竹原弁財天(永平寺町竹原)にも夫婦で定期的にお参りしている。

 「ヘビは縁起物と聞く。何か良いことはないかな」。名前に「富」と「金」が付く夫婦は、首を長くしている。

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