シーガルズ 今季初ストレート負け 久光に連敗、順位は9位後退

第3セット、サーブレシーブする岡山シーガルズの甲斐理香菜(10)=神戸総合運動公園体育館

 バレーボールのV1は6日、神戸市の神戸総合運動公園体育館などで行われ、女子で昨季9位の岡山シーガルズは同1位の久光に0―3で敗れ、2連敗となった。通算1勝3敗(勝ち点4)で順位は9位に後退した。

 シーガルズは久光の新外国人選手ファンヘッケの強打に苦しめられ、第1、第2セットを落とした。第3セットは最大5点差をひっくり返す粘りを見せたが、23―23から連続失点で力尽きた。

 PFUにストレート勝ちした埼玉上尾が唯一の開幕4連勝で首位をキープ。日立はデンソーに、JTは東レにともにフルセットで屈し、初黒星を喫した。

久光3―0岡山シーガルズ

25―20

25―22

25―23

 【評】岡山シーガルズは今季初のストレート負け。第1、第2セットを連続で落とし、後がない第3セット、16―20から宇賀神のサービスエースや甲斐のブロックなどで22―21と逆転に成功したが、最後はタナッチャの強打がブロックにつかまった。トスの乱れなどからアタッカー陣は全員1桁得点にとどまった。

 久光はファンヘッケが両チーム最多の27得点。速攻やブロックで計14得点の荒木も躍動した。

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