伊集院光、『仮面ライダーBLACK SUN』に物申す「ソコをいたずらに入れられても‥」

7日放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、タレントの伊集院光が、「Amazonプライム・ビデオ」で配信されている特撮ドラマ『仮面ライダーBLACK SUN』の感想を語った。

伊集院は同作の感想を「つまらないっていうことはなかったんだけど、なんか煮え切らないまま終わりましたね」と明かした。

さらに伊集院は、同作の着ぐるみについて、「着ぐるみの中では一番すごい怪人みたいなのを見せてもらってるんだけど。なまじ昔の『タイツですよね、その下』みたいな仮面ライダーで大丈夫だったの。幼稚園のときは、下タイツの、上はもうゴムマスクの怪人でも、すげぇ怖かったし大丈夫だったやつが、『すげぇ着ぐるみだな!』っていう感じになったのよ、『こんな奴いたら超怖い』っていう特撮ではなくて『すげぇ着ぐるみの最高峰のやつを着てるな、俳優さんが!』っていう感じで‥止まっちゃうもどかしさみたいな」と着ぐるみの質感のせいなのか、思い出補正のせいなのか、イマイチ作品に入り込めなかったと語った。

また、作品の所々で挿入されていた社会的・政治的なテーマについても伊集院は「差別とか日本軍とか、政治とか、そういうやつ入れてくるんだけど。『ソコをいたずらに入れられても‥』みたいな感じになっちゃって」とコメント。「なんかこう‥アレがすごい楽しい世代に水を差すつもりはないけど、なんかこう煮え切らないまま終わっていったな。ただ、こういう作り方もあるんだなって感じで」と自身としては、あまりハマれなかったと明かしたのだった。

© 株式会社ジェイプレス社