十八親和銀行の選手と子どもたち交流 長崎で軟式野球フェスタ

キャッチボールの速さを競う子どもたち=長崎市総合運動公園かきどまり野球場

 長崎県軟式野球連盟は6日、長崎市総合運動公園かきどまり野球場で野球フェスタを開き、十八親和銀行の選手が子どもたちに実技指導し、レクリエーションで交流するなどして盛り上がった。
 同日まで行われたKTN杯県秋季学童選抜大会に合わせて初開催。大会に出場した小学生や未就学児ら約250人が参加し、県軟式野球界をリードする十八親和銀行の選手15人が講師を務めた。
 全国舞台でも活躍する選手たちは「ホームランを打ちたい人は僕のところにおいで」などとユーモアを交えて自己紹介。子どもたちは基本を学んだ後、キャッチボールでダイヤモンドを2周する速度をチームで競った。走塁や打撃指導も実施。見本として打席に立った十八親和銀行の4番貫亮介選手が柵越えの当たりを放ち、歓声が上がった。
 外野の天然芝では初心者を含む未就学児らが親子で交流。柔らかいボールを打ったり、的に当てたりして楽しんだ。
 十八親和銀行の北田亮佑監督は「自分たちは決して上手で野球を続けている訳ではなくて、好きだから長く続けている。まずは野球を好きになってほしい」と期待。県軟式野球連盟は「人気にあぐらをかいていた時代は終わった。今後もさまざまな企画をしたい」としている。


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