福田組(新潟市中央区)が2022年12月期第3四半期決算(連結)、減収減益

福田組

株式会社福田組(新潟市中央区)は10日、2022年12月期第3四半期決算(連結)を発表した。売上高は1081億600万円(前年同期比△17.0%減)、営業利益は50億100万円(同△36.4%減)、経常利益51億8,000万円(同△35.7%減)、親会社株主に帰属する純利益35億3,000万円(同△33.1%減)となった。

同期の売上高は、コロナ禍による工事の大幅な遅延などはなく、進捗が図られたものの、発注時期の遅れが影響した前期受注高の減少に伴う前期繰越手持高が前年を下回ったことなどにより、前年同四半期と比べて17.0%減の1081億円余となった。

利益面においては、売上高の減少に伴い、売上総利益は前年同四半期と比べて19.2%減の121億円余となり、販売費および一般管理費は、ほぼ前年並みであったことから、営業利益は前年同四半期と比べて36.4%減の50億円余となった。

また営業外損益においても、大きな変動が無く、経常利益は前年同四半期と比べて35.7%減の51億円余となり、加えて、前期計上していた関係会社株式評価損や減損損失が発生しなかった点や、税金等調整前四半期純利益の低下に伴い法人税などの税金費用が減少した。

© にいがた経済新聞