青山学院大学の田中悠登が日本人トップの2位 箱根駅伝メンバー選考参考の世田谷246ハーフマラソンで

日本人トップの2位に入った青学大の田中悠登=東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場(青山スポーツ新聞編集局提供)

 陸上の第17回世田谷246ハーフマラソンが11月13日、東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場を発着点とするコースで行われた。男子の前回優勝者で福井県勢の田中悠登(敦賀気比高校出身、青山学院大学2年)が1時間3分4秒で日本人トップの2位に入った。

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 田中は勝負どころとしていた15キロ付近の上り坂で、前を走る外国人選手2人のうち1人を抜き、3番手以降との差を広げてゴールした。「昨年と違い、今年は狙っての日本人トップ。1年間で力がついた」と自信を深めていた。

 青学大などでは同大会の結果を東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)のメンバー選考の参考としている。田中はメンバー入りの当落線上にいると自己分析した上で「今回の結果で出走に少し近づけた」と話した。今月下旬には1万メートルのトラックレースが控えるとし「さらにアピールしたい」と初の箱根路への意気込みを示した。

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