ドイツ代表、あのスターまで不在…W杯メンバーに入れなかった大物5名

20日に開幕を迎えるワールドカップ2022。それに向けて参加チームは大会のメンバーを選出してきた。

今回は日本とも対戦するドイツ代表で、「あの選手が漏れているなんて…」という5名のスターをご紹介しよう。

ロビン・ゴセンス

クラブ:インテル

今季アタランタからインテルへと移籍したゴセンス。現在もっとも優れたウイングバックの一人であり、3バックシステムならば世界でも屈指の存在だ。攻守にわたって貢献でき、ゴールやアシストにも結果を残せる。

ただ、インテルに移籍してからはあまり長い出場時間を得ていないこともあり、ハンシ・フリック監督はダヴィド・ラウムとクリスティアン・ギュンターを選んだという。また、4バックへの対応能力という点でもゴセンスは立場を落としてしまったという。

マルコ・ロイス

クラブ:ボルシア・ドルトムント

残念ながら怪我のためにワールドカップ2大会連続出場とはならなかったマルコ・ロイス。今季開幕からしばらくはフル出場を続けるなどコンディションを高めているところを見せていたものの、9月17日のシャルケ戦で足首を負傷。それから復帰と離脱を繰り返した。

本人もワールドカップを見据えて無理をしていたのか、2度の復帰戦はどちらも途中で怪我を悪化させてしまう結果に。2014年ワールドカップも怪我のために欠場しなければならなかっただけに、33歳での悔しい離脱となった。

ユリアン・ドラクスラー

クラブ:ベンフィカ

これまでドイツ代表58試合に出場していたユリアン・ドラクスラー。2014年、2018年と2大会のワールドカップでプレーし、今年の代表戦でも2試合に出場していた。様々なポジションをこなせることも強みであり、とても有用な存在であるが…。

彼にとって不幸だったのは、10月末におよそ20日ほどの離脱となるハムストリングの怪我を負ってしまったことだ。スケジュール的にはワールドカップに間に合うようだったが、その準備期間の短さが仇となってしまった。

ティモ・ヴェルナー

クラブ:RBライプツィヒ

この2年はチェルシーでなかなか活躍できなかったこともあり、ワールドカップに出場するために今夏古巣のRBライプツィヒへと戻ったティモ・ヴェルナー。デビュー戦からいきなりゴールを決めるなどインパクトを残したが、その後悪夢が…。

チャンピオンズリーグの第6節シャフタール戦に先発出場したものの、わずか19分で負傷交代に。診断の結果脛の靭帯を損傷していることが明らかになり、年明けまでプレーすることが不可能となった。

ルーカス・ヌメチャ

クラブ:ヴォルフスブルク

ヴェルナーが不在であれば誰がストライカーとして起用されるのか…その候補の一人であったヴォルフスブルクの新鋭ヌメチャであるが、彼にも招集直前で不幸が訪れた。

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ボルシア・ドルトムント戦でプレーした彼は、勝利に貢献するゴールを決めて実力を証明しながら、この試合で膝を負傷してしまう。これによって来年までプレーが不可能になり、自宅からワールドカップを観戦することに…。

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