「安心感がある」「周りから見えないのがいい」災害時の避難所でプライベート空間を 特別支援学校にパーティション寄贈=静岡市

災害時の避難所で役立ててもらおうと静岡市の冠婚葬祭業「あいネットグループ」が11月14日、地元の特別支援学校に組み立て式のパーティションを寄贈しました。

静岡県立静岡北特別支援学校に寄贈された「避難所で〜も」です。段ボールと木の再生材を組み合わせた壁は高さ1.5メートル。縦、横2.3メートルの広さも確保され、床にはクッション性や防寒に優れた特殊な段ボールが敷かれています。

<生徒は>

「いつでも横になったり寄りかかったりできるので安心感がある」

「周りから見えないのがいい」

「避難所で〜も」6セットを寄贈した静岡市の冠婚葬祭業「あいネットグループ」は、9月の台風15号の被害を見て寄贈を決めました。

<あいネットグループ 杉山茂之社長>

「地震だけではない様々な災害に活用できるのではないか」

顔出しパネルや迷路などの遊具にもなる「避難所で〜も」は、避難者の心のケアの面でも期待されているということです。

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