日本政策金融公庫「中小企業の景況厳しい」 売り上げ不振・利益減少・求人難 広島

広島県内の中小企業の景況について、日本政策金融公庫は、「厳しい状況にあり、足踏みしている」との見方を示しています。

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日本政策金融公庫が、県内の中小企業155社から得た回答では、「景気が良い」とする企業の割合から「悪い」割合を引いた7月から9月の景況指数は、マイナス32.9で、前の期より2.3ポイント改善しました。

しかし、10月から12月は6.2ポイント悪化してマイナス39.1となる見通しだということです。

経営上の問題点は「売り上げ不振」が46.1%で最も多く、次いで「利益減少」(28.6%)、「求人難」(11.0%)の順となっています。

日本政策金融公庫は、「小規模企業の景況は厳しい状況にあり、足踏みしている」との見方を示しています。

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