上天草市長選挙は新人2名と現職の争い!11月20日投票 熊本県

11月13日に告示された上天草市長選挙には、新人の嶋田昭仁(しまだ・あきひと)氏(53)、新人の津留和子(つどめ・かずこ)氏(74)、自民党が推薦する現職の堀江隆臣(ほりえ・たかおみ)氏(55)の無所属3名が立候補しました。投開票は11月20日に行われます。

今回は堀江市政の是非、新型コロナウイルスの影響を受ける経済の立て直し、子育て支援策、まちづくり策などが争点と考えられます。

インフラ整備や福祉の充実により、新しい上天草を作りたい 嶋田氏

嶋田氏は熊本県立大矢野高等学校卒業。旅館を経営し、現在は大矢野町旅館組合長を務めています。NPO法人理事長を歴任しました。

嶋田氏は以下の政策を掲げました。

・子どもたちが明るい未来の夢を語れる町づくり
・市内の中心部に福祉施設を作り、地元の若者の雇用の場の確保やお年寄りとの交流促進
・高齢化が進む中でのJR三角線の延伸など交通インフラ整備を推進
・国際交流を軸にした地元の文化や芸能や観光産業などの発信
・福祉の充実

市内の閉塞感を打ち破り、子どもやお年寄りにも暮らしやすいまちを 津留氏

津留氏は立正女子短期大学卒業。旧 大矢野町議会議員、2004年に合併した上天草市議会議員を務めました。

津留氏は以下の政策を掲げました。

・高齢者や子育て世帯、障害がある人も安心し夢を持って暮らせるまちづくり
・市の魅力を引き出し、コロナ禍で疲弊した観光業をV字回復させる
・1次産業の需要を高め、生産者の雇用と収入を確保する
・市立総合病院に不在の外科医、産婦人科医を誘致し、医療体制を整える

上天草を担う若い世代が働く場や、子育て・教育環境の充実を 堀江氏

堀江氏は北九州大学卒業。旧 姫戸町議会議員、2004年に合併した上天草市議会議員を経て、2014年の上天草市長選挙に初当選。今回は3期目を目指しての立候補となります。

堀江氏は以下の政策を掲げました。

・義務教育の給食費負担の軽減
・第2子の保育料完全無償化
・燃油、資材高騰対策の国県との連携支援
・農林水産業のブランド力強化
・高齢者に優しい福祉の充実
・災害時の自主防災組織の強化と避難所の充実
・八代天草シーライン構想の推進
・熊本天草幹線道路整備の推進
・次の世代が働く場や子育て・教育環境の充実

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