20日（日）は、近畿～東日本は、広い範囲で雨が降る見込み。関東地方は、日中の気温はほぼ横ばいで、東京都心は14℃までしか上がらず、12月上旬並みの寒さになりそうだ。また、九州南部や鹿児島県奄美地方も雨が降り、夜遅くには東北でも雨が降り出す所がある見込み。

20日（日）東京は午後から冷たい雨　12月上旬並みの寒さに

　けさは、高気圧の縁を回る湿った空気が入り、近畿と東海の沿岸や北陸で雨が降り、三重県尾鷲市では、激しい雨を観測。雨雲は、午後には関東甲信地方にも広がり、断続的に雨が降る見込み。関東では、冷たい北風も加わり、東京都心の最高気温は14℃と、12月上旬並みで冷たい雨になるため、防寒対策をしておきたい。九州南部や鹿児島県奄美地方も断続的に雨、東北では、夜遅くになると雨が降り出す所がある見込み。

21日（月）近畿～北日本は広く雨　大気の状態は不安定に

　21日（月）は、湿った空気や前線の影響で、近畿～北日本の広い範囲で雨が降る見込み。近畿や東海、北海道などは大気の状態が不安定になるため、落雷や突風、短い時間の強い雨に注意。近畿～東北の雨は午前中までの所が多くなる見込み。
　北海道では、22日（火）は強い寒気が入るため、内陸部を中心に積雪になる所がありそうだ。

23日（水・祝）九州～東北の広い範囲で雨　東日本の沿岸は大雨のおそれも

　23日（水・祝）は、前線を伴った低気圧が発達しながら本州付近を通過するため、九州～東北の広い範囲で雨が降り、東日本の沿岸を中心に雨量が多くなるおそれがある。25日（金）は晴れる所が多くなる見込み。今週は短い周期で天気が変わりそうだ。

（気象予報士・大隅智子）