21日(月)朝にかけて近畿や東・北日本に雨雲広がる 水曜日も広い範囲で雨に

 今夜からあす(月)の午前中にかけては近畿や東日本、北日本中心に雨雲が広がり、局地的に雨脚の強まる所もありそうだ。今週前半は天気が短い周期で変わり、水曜日も広い範囲で雨になる見通し。東日本や北日本では風も強まり、東海や関東では雨の量が多くなる可能性がある。

近畿や東日本 夜は雨の範囲広がる

 きょう(日)は近畿から東日本では低気圧や湿った空気の影響で雨が降りやすくなっている。東京は午後2時までの最高気温が13.7℃と、朝からほとんど上がらず初冬の寒さとなっている。日中は雨がやんでいる時間があっても、今夜は近畿や東日本では広く雨となって、近畿や東海など局地的に雨脚の強まる所もありそうだ。

あす(月)朝 東海や関東で雨の強まる所も 水曜日 関東は再び冷たい雨

 あす(月)の午前中は東日本や北日本の広い範囲で雨となり、朝は東海や関東で本降りになる所や雨脚の強まる所もある見込み。北海道では雷雨に注意が必要となる。東海から西は次第に晴れてくる所が多く、午後になると関東の天気も回復に向かい、日差しの届く所もありそうだ。火曜日は日本海側では雲が広がりやすいが、晴れ間の出る所が多くなる。ただ、夜は西日本で雨の降り出す所がある見込み。水曜日は広い範囲で雨となって、東日本や北日本では風も強まるおそれがある。関東は再び雨で気温が上がらず師走並みの寒さとなるため、寒暖差に注意が必要だ。

11月は気温高めでも冬支度を

 月曜日の雨のあと、寒気が流れ込む北海道では雪の降る日もある見込み。月曜日から火曜日にかけては気温の変化も大きくなるため、体調管理に気をつけたい。
 全国的には今週は気温が高めとなる傾向で、関東から西では晴れると20℃くらいまで上がる見通し。朝も極端な冷え込みはないものの、12月に入ると気温は平年並みに戻り、一気に冬の寒さとなる可能性がある。暖かい日が多くても、冬支度を進めておくとよさそうだ。

(気象予報士・及川藍)

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