芸備線の将来 協議する場を新たに設置 JR西日本

採算悪化が問題となっているローカル鉄道。

JR西日本は芸備線の今後について〝前提をおかず話し合う場〟を新たに設ける考えを示しました。

今月2日に行われた芸備線の検討会議で、今後この会議では存続や廃線などについて協議せず、利用促進についてのみ話し合う方針が決まっています。

JR西日本広島支社の広岡研二支社長は21日の会見で、利用促進に向けた会議とは別に芸備線のあり方を協議する場を作る考えを示しました。

JR西日本広島支社 広岡研二支社長「鉄路を存続する、また廃するだとか前提を置かない中で地域の公共交通をどう考えるのかということについては別の議論の場を作らせていただく」

JR西日本は芸備線のあり方を協議する場について、時期は未定としながらも速やかに設けたいとしています。

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